美と芸術のプロムナード
利光 功:著
四六判 216ページ 上製
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-472-30021-9(4-472-30021-4) C3070
奥付の初版発行年月:1998年01月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-472-30021-9(4-472-30021-4) C3070
奥付の初版発行年月:1998年01月
内容紹介
詩歌、音楽、美術、演劇──現代日本人は、なぜかくも芸術を愛するのか。なだらかに彎曲する小鳥の囀る坂道を登ったところに、ある緑に囲まれた学び舎での教員生活の折々に書かれた随想と評論。日本・西欧の美・芸術・ミュージアムのプロムナードを逍遙し、美の鑑賞と芸術的生活へと誘う味わい深いエッセイ集。
目次
芸術をめぐって 日本人とムーサ/芸術文化について/現代生活と劇的なもの/一七九三年のシラー/現代美術の現状/日本美術の海外流出について/ラファエルロ作「アテネの学校」について/カサドとチェロと音楽と 教育と研究の地平 観照的生活/課題としての全人教育/美術館教育の先駆者リヒトヴァルク/美を尋ねて/竹内敏雄先生のこと/本の周辺 ミュージアムから 美術館を楽しむ/文化財の保護から自然保護へ/「学校博物館」について/学芸員養成制度について/美術館とヴォランティア/大学博物館について/イコム五十年 他