水の環境史 南カリフォルニアの二〇世紀
小塩 和人:著
A5判 296ページ 上製
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-472-40286-9(4-472-40286-6) C3051
奥付の初版発行年月:2003年03月
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-472-40286-9(4-472-40286-6) C3051
奥付の初版発行年月:2003年03月
内容紹介
いま世界中で「ダム時代の終わり」や「水戦争の時代」が政策課題になっている。戦前戦後の日本が水源開発のモデルとしたアメリカの事例から、「ダム時代」がいかに生まれ、変容し、厳しく評価されるに至ったかをたどり、「効率」「公正」「生態系」をキーワードにして、水利政策の展開を分析する環境史の試みである。
目次
まえがき
序 章 水のアメリカ史
第一章 新しい公共哲学の台頭 一八五〇~一九一〇年代
第二章 繁栄と資源開発 一九二〇年代
第三章 大恐慌と戦争と水利事業 一九三〇~四〇年代
第四章 水の生産から消費へ 一九五〇年代
第五章 大きな政府の役割 一九六〇年代
第六章 環境時代の到来 一九七〇年代
第七章 利水治水からの脱却 一九八〇年代
第八章 保水親水への転換 一九九〇年代
終 章 効率と公正と生態系
注
参考文献
索引
あとがき