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専門職養成の日本的構造

高等教育シリーズ147
専門職養成の日本的構造

A5判 260ページ 上製
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-472-40398-9 C3037
奥付の初版発行年月:2009年09月

内容紹介

専門職大学院制度の発足や学士課程教育の延長に見られるように、日本の専門職教育は大きな転換期を迎えている。本書は11の職種を取り上げ、省庁による国家資格合格者数の誘導、専門職団体の政治的戦略など、戦後日本の専門職養成を取りまく大学・国家・市場のパワーバランスとその変容を分析し、今後の専門職養成を展望する。


目次

はじめに
第一章 本書の分析枠組みと概要
第二章 医 師――拡大と抑制の間で
第三章 法 曹――拡大と抑制をめぐるポリティクス
第四章 大学教員――養成計画なき専門職
第五章 看護師――その自給自足的養成体制のゆくえ
第六章 教 員――未完の計画養成
第七章 技術士――養成システムを内包した資格試験
第八章 薬剤師――予定調和から計画へ
第九章 管理栄養士――養成システムの二重構造
第一〇章 臨床心理士――学術団体による養成体制の構築
第一一章 社会福祉士――国家資格制度による量的統制
第一二章 ビジネスプロフェッショナル――専門職への胎動
終章 専門職養成の日本的特徴
あとがき 


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