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学校評価システムの展開に関する実証的研究

学校評価システムの展開に関する実証的研究

A5判 496ページ
価格:11,000円 (消費税:1,000円)
ISBN978-4-472-40466-5 C3037
奥付の初版発行年月:2013年02月 / 発売日:2013年02月中旬

内容紹介

学校評価システムの定着・実効化を目指す自治体や学校は、自己評価・学校関係者評価・第三者評価に関する理解不足など、多くの課題を抱えている。本書では、国内の先導的自治体や諸外国を先行事例に学校評価システムの展開過程を分析。他の自治体でも応用できるよう、システム開発に向けた促進要因と阻害要因を明らかにする。


目次

はじめに
序章

Ⅰ 学校評価システムに関する政策動向・研究動向
第1章 日本における学校評価に関する政策動向
第2章 日本における学校評価システムの構築に関わる動向
第3章 日本における学校評価論のレビュー──これまでの学校評価研究の成果と今後の課題を中心に

Ⅱ 日本における学校評価システムの展開過程
第4章 ガイドラインに即した総合的学校評価システム──福岡県
第5章 「学校経営品質」による学校評価システムと支援体制の構築──三重県
第6章 「計画-評価-支援」の一体化をめざした学校評価システム──横浜市
第7章 「京都方式」の学校運営協議会を活用した学校評価システム──京都市
第8章 中学校区を基盤とした学校評価システム──胎内市・西海市
第9章 教育委員会・学校・専門家の協働による学校評価システム──岡山県矢掛町
第10章 集団ヒアリング型第三者評価を活用した学校評価システム──品川区
第11章 学校準拠型第三者評価を活用した学校評価システム──広島市
第12章 各自治体における学校評価システムの比較分析
第13章 学校評価活用事例:学校評価を機軸とした組織開発プロセス──高浜市

Ⅲ 諸外国における学校評価システムの展開過程
第14章 第三者評価結果にもとづいた学校評価システム──イングランド
第15章 評価と支援のネットワークによる学校評価システム──ニュージーランド
第16章 自律的学校改善を支える学校評価システム──フランス・スコットランド
第17章 振り返りを促す外部評価に力点を置いた学校評価システム──ドイツ、バーデン-ヴュルテンベルク州
第18章 体系化された自己評価と第三者評価としての相互評価にもとづく学校評価システム──アメリカ合衆国・Western Association of Schools and Colleges(WASC)によるアクレディテーション
第19章 Cambridge Education による第三者評価を導入した学校評価システム──アメリカ合衆国ミネソタ州Roosevelt High School を事例として

結章 質保障時代の学校評価をどう展望するか

【資料編】
資料1 文部科学省「学校評価ガイドライン」の動きと自治体における学校評価システムの構築過程
資料2 イングランド・ニュージーランドにおける学校評価の枠組み
資料3 学校評価関連文献リスト


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