高等教育シリーズ174
アメリカの大学スポーツ 腐敗の構図と改革への道
A5判 324ページ 上製
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-472-40546-4 C3037
奥付の初版発行年月:2018年06月 / 発売日:2018年06月中旬
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-472-40546-4 C3037
奥付の初版発行年月:2018年06月 / 発売日:2018年06月中旬
内容紹介
大規模に商業化したアメリカの大学スポーツにおいては、勝利至上主義の下、充分な教育を受けられない選手や一部の強豪大学のみが有利なNCAA(全米学生体育協会)のあり方が問題になっている。日本版NCAA設立が議論される中、本家の問題点を検証しつつ、教育活動としてのスポーツを取り戻す方策を具体的に提案する最新書。
著者プロフィール
ジェラルド・ガーニー(ガーニー,G(ジェラルド))
オクラホマ大学教育学部助教授
ドナ・ロピアノ(ロピアノ,D(ドナ).A)
スポーツ・マネジメント・リソース社社長
アンドリュー・ジンバリスト(ジンバリスト,A(アンドリュー))
ハーバード大学経済学部教授
宮田 由紀夫(ミヤタ ユキオ)
関西学院大学教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1部 歴史からの教訓
第1章 いかにして大学スポーツは道を誤ったか[パートI]
第2章 いかにして大学スポーツは道を誤ったか[パートII]
第2部 何を正すべきか
第3章 教学の高潔さ
第4章 統治
第5章 選手の健康と厚生
第6章 変わらぬ不名誉--性別、民族・人種別、障害の有無に基づく差別
第7章 大学スポーツの維持不可能な財務
第3部 健全な姿への回帰
第8章 意味のある改革への二つの道筋
第9章 改革成功の鍵--ガイドラインと結論