ヴィクトリア朝の女性キャリア
小説家 フランシス・ホジソン・バーネット
川端 有子:著
A5判 160ページ 並製
価格:3,630円 (消費税:330円)
ISBN978-4-472-40570-9 C0023
奥付の初版発行年月:2021年06月 / 発売日:2021年06月上旬
価格:3,630円 (消費税:330円)
ISBN978-4-472-40570-9 C0023
奥付の初版発行年月:2021年06月 / 発売日:2021年06月上旬
内容紹介
今も読み継がれている子どもの本『小公女』の作者フランシス・ホジソン・バーネットは、子供時代をイギリス過ごし、青春時代にアメリカに移住した。双方の国の機微を内からも外からも知り抜いたバーネットが書いた本は両国の読者の心をつかみ、ベストセラーを次々と生み出した。大ヒットの裏には二度の結婚の失敗、さらに16歳の息子を病気で失ってしまったことが大きく影を落としていた。波乱万丈のドラマチックな女の一生。
著者プロフィール
川端 有子(カワバタアリコ)
京都市生まれ。関西学院大学大学院博士課程後期満期退学。英国ローハンプトン大学にてPhD取得。日本女子大学家政学部児童学科教授。専門は英語圏の児童文学、イギリス文化。著書に『ヴィクトリア朝の女性キャリア 写真家ジュリア・マーガレット・キャメロン』『ヴィクトリア朝の女性キャリア 庭園家 ガートルード・ジーキル』『児童文学の教科書』(以上、玉川大学出版部)、『少女小説から世界が見える』(河出書房新社)、共著に『子どもの本と〈食〉』『映画になった児童文学』(以上、玉川大学出版部)など。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに
第1章 マンチェスターの子ども時代
第2章 テネシーの少女時代
第3章 作家としての出発
第4章 ワシントンの人気作家
第5章 児童文学との出会い
第6章 続く悲劇
第7章 『上流階級の女性』
第8章 メイサム・ホールのレディ
第9章 ロング・アイランドのアメリカ人
おわりに そしてシリーズのあとがきにかえて