韓国絵本にみる絵本の言語文化
尹 惠貞:著
A5判 220ページ 上製
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-472-40619-5 C3098
奥付の初版発行年月:2022年04月 / 発売日:2022年04月中旬
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-472-40619-5 C3098
奥付の初版発行年月:2022年04月 / 発売日:2022年04月中旬
内容紹介
韓国の絵本の歴史にはどのような特徴があるのか。そして、絵本における文化的な表象の仕方は、韓国と日本ではどのように異なっているのか。また、音読されるものとしての絵本における声の身体性とその「場」はどのように捉えられるのか。韓国語と日本語の話者である著者が、両国の絵本の分析から明らかにする言語文化論。
著者プロフィール
尹 惠貞(ユン ヘンジョン)
一橋大学大学院言語社会研究科 研究員
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序章
第Ⅰ部 絵本とは
第1章 絵本が生まれた背景
第2章 韓国の絵本―現代絵本の誕生『ペクトゥサンイヤギ』
第Ⅱ 具体的分析
第3章 昔話絵本『金剛山のトラ』―構造分析とその意味
第4章 昔話絵本『かにむかし』と『あずきがゆばあさんとトラ』―構造分析とその意味
第5章 創作絵本『こいぬのうんち』と『よじはんよじはん』
第6章 創作絵本『天女銭湯』―方言問題①
第7章 創作絵本『天女かあさん』―方言問題②
第Ⅲ部 韓国の絵本はどう読まれているのか―「やまびこ文庫」の例を中心に
第8章 声の場
終章