ものと人間の文化史149-Ⅱ
杉 Ⅱ
有岡 利幸:著
四六判 278ページ 上製
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-588-21492-9 C0320
奥付の初版発行年月:2010年02月 / 発売日:2010年02月中旬
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-588-21492-9 C0320
奥付の初版発行年月:2010年02月 / 発売日:2010年02月中旬
内容紹介
日本の風土に育まれた杉は、古来神の降臨する木として崇められる一方、建築材、船材、木工品、防風林などとして生活のさまざまな場面で活用されてきた。また、絵画に日本の原風景として描かれ、詩歌にその四季の姿が詠まれてきた。その歩みを文化史として辿るとともに、近年の「スギ花粉症」問題をめぐって、杉を元凶とする通説に異論を唱え、産業社会が生み出した複合汚染の可能性を追及する。〔植物文化史・環境〕
出版部から一言
花粉症の真犯人は誰か。杉の冤罪をはらし、環境問題の視点から複合汚染を追及します。