大学出版部協会

 

ケアとサポートの社会学

ケアとサポートの社会学

四六判 320ページ 上製
価格:3,630円 (消費税:330円)
ISBN978-4-588-67206-4 C1036
奥付の初版発行年月:2007年03月

内容紹介

要介護高齢者,病者・障害者,生活保護受給者までを対象に,それを支える家族,職業的サービス提供者,ボランティアたちに共通する問題群を社会学的見地から探る。

著者プロフィール

三井 さよ(ミツイサヨ)

法政大学社会学部助教授 主要業績:『ケアの社会学』勁草書房,2004.「感情労働」船津衛編『感情社会学の展開』北樹出版,51-66, 2006.「被災者の〈固有性〉の尊重とボランティアの〈問い直し〉──阪神高齢者・障害者支援ネットワークの持続」似田貝香門編『〈生の固有性〉への支援の論理』東信堂.

鈴木 智之(スズキトモユキ)

法政大学社会学部教授 主要業績:「生活史的時間の中の病い──慢性疾患の社会学からみたキャリーオーヴァーの経験」『小児看護』2005年8月臨時増刊号,ヘルス出版.翻訳:A. W. フランク著『傷ついた物語の語り手 身体・病い・倫理』ゆみる出版,2002.

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに  三井さよ iii
第1章 介護経験とライフストーリー  鈴木智之 1
第2章 実の娘による「遠距離介護」経験と《罪悪感》  中川 敦 37
第3章 本人の「思い」の発見がもたらすもの  井口高志 73
第4章 院内家族会とその支援的機能  鷹田佳典 109
第5章 職業者として寄り添う  三井さよ 149
第6章 ホームヘルプの事業所間比較  齋藤曉子 183
第7章 支援/介助はどのように問題化されてきたか  土屋 葉 215
第8章 「義務としての自立の指導」と「権利としての自立の支援」の狭間で  森川美絵 259
おわりに  鈴木智之 295


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。