慶應義塾大学法学研究会叢書67
帝大新人会研究
中村勝範：編
A5判 528ページ 上製
価格：7,810円 (消費税：710円)
ISBN978-4-7664-0654-2(4-7664-0654-0) C3031
奥付の初版発行年月：1997年05月
価格：7,810円 (消費税：710円)
ISBN978-4-7664-0654-2(4-7664-0654-0) C3031
奥付の初版発行年月：1997年05月
内容紹介
大正期に東京帝大に学生団体として結成された新人会の思想と活動を検証。更に各界において活躍することになる会員の思想や行動の足跡も考察。大正から昭和戦前・戦後にかけての日本の思想・運動研究必読書。
［編者］
中村勝範（平成国際大学学長・慶應義塾大学名誉教授）
［執筆者］（執筆順）
酒井正文（平成国際大学法学部教授）
内川正夫（東洋英和女学院大学短期大学部教授）
吉田博司（聖学院大学政経学部教授）
玉井清（慶應義塾大学法学部助教授）
小栗勝也（静岡理工科大学理学部専任講師）
坂本健蔵（平成国際大学法学部専任講師）
沢田次郎（尚美学園短期大学情報コミュニケーション学科専任講師）
鈴木麻雄（常葉学園富士短期大学国際教養科助教授）
目次
まえがき 中村勝範
本篇
第一章 新人会成立の背景 酒井正文
第二章 『デモクラシイ』の思想 内川正夫
第三章 『デモクラシイ』時代の活動 内川正夫
第四章 『先駆』の思想 吉田博司
第五章 『先駆』時代の活動 酒井正文
第六章 『同胞』の思想 酒井正文
第七章 『同胞』時代の活動 酒井正文
第八章 『ナロオド』の思想 内川正夫
第九章 『ナロオド』時代の活動 内川正夫
第十章 新人会機関誌に見る労農ロシア観の一考察 内川正夫
第十一章 『過激派』考—新人会との関連において 酒井正文
第十二章 新人会と吉野作造 玉井清
補篇
第一章 『社会思想』の思想 内川正夫
第二章 赤松克麿のデモクラシー観 玉井清
第三章 田中清玄と武装共産党 小栗勝也
第四章 共産主義者の転向に関する一考察—田中清玄における転向 小栗勝也
第五章 三輪寿壮における社会主義の精神構造 坂本健蔵
第六章 日中戦争下における