神宮へ行こう
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-7664-0826-3(4-7664-0826-8) C75
奥付の初版発行年月:2000年10月
東京六大学野球リーグ75年のエピソードとユニークな人物列伝を、毎日新聞野球担当記者として長年取材しつづけた著者(慶大野球部OB)が、軽妙なタッチで紹介する、野球ファン待望のエッセイ集。日本図書館協会選定図書。江川卓、高橋由伸、田淵幸一、長島茂雄、仁志敏久、広岡達朗、藤田元司、星野仙一、山本浩二など多数掲載。
1924年生まれ。旧制灘中学から慶應義塾大学へ進み、野球部選手として活躍。1948年法学部政治学科卒業。毎日新聞社に入社後、運動部記者(野球担当)として健筆をふるう。現在、毎日新聞社名誉職員、東京六大学公式記録員、日本アマチュア野球規則委員、日本野球連盟参与。
著書に『不滅の高校野球』『やあこれは便利だ!甲子園』『選抜高校野球物語』『早慶戦90年』(以上、ベースボールマガジン社)など、編著に『慶應義塾野球部百年史』。
目次
第1部 天才、豪傑、怪物列伝
史上最高の打者、宮武三郎
和製ベーブ、山下実
大沢親分
長嶋の六大学デビュー
“なんとかせい”の明大島岡監督
小泉信三先生の始球式
泣き出したエース(小宮山悟)
赤門の豪傑(下島忍)
“二冠”でキャスターの夢を・・・・・・(青島健太)
剛球ナンバー・ワン(江川卓)
早稲田の“那須与一”(小阪俊彦)
小さな巧投手(山中正竹)
天才スラッガー別当薫
韋駄天、田部武雄
たった一人の“完全男”(渡辺泰輔)
全試合、全イニング出場(高橋由伸)
劇的男、仁志敏久
ルーキー仲沢伸一
関白さんのこと(石井藤吉郎)
降板指令拒否、藤田元司投手
高橋、涙の一発
プロ入り前に太鼓判(高橋由伸)
第2部 ドラマチック神宮球場
幻のボールの行方
カット打ち禁制
明治の早慶戦
HかEか、公式記録員の苦悩
遠かったホームベース
学徒出陣、最後の早慶戦
サイクルヒットにドラマあり
神宮へ行こう
“不運”な“安打”
天皇杯と三度の天覧早慶戦
再び神宮に活気を
史上最高の豪華メンバー
どうした早慶!!
さらば青春の安部球場
六大学夢のオールスター戦
新世紀の名勝負
東大の好投手たち
早慶6連戦
満塁ホーマー
三冠王
史上最強の打者
島岡学校の優等生(高田繁)
1シーズンに133回を投げ抜いた鉄腕(関根潤三)
ホームラン記録に挑戦した男たち
「努力」と「工夫」のミラクル投手(末吉俊信)
六大学それぞれの七十五年を彩った男たち