シモーヌ・ヴェイユの哲学 その形而上学的転回
四六判 396ページ 上製
価格:3,850円 (消費税:350円)
ISBN978-4-7664-1262-8(4-7664-1262-1) C10
奥付の初版発行年月:2006年05月
価格:3,850円 (消費税:350円)
ISBN978-4-7664-1262-8(4-7664-1262-1) C10
奥付の初版発行年月:2006年05月
内容紹介
シモーヌ・ヴェイユの著作を、その思索の筋道に沿って解読する。
34歳で亡くなったシモーヌ・ヴェイユの道徳的・宗教的思想を、その基礎にある形而上学的見地——カントとプラトンとの関連——から体系的に解釈した画期的研究書の翻訳。
【著者】
ミクロス・ヴェトー(Miklos VETO)
ポワチエ大学哲学科教授。
専門:ドイツ観念論哲学。1964年、本書でオックスフォード大学哲学博士号取得。
【訳者】
今村純子(いまむら じゅんこ)
慶應義塾大学文学部非常勤講師。
専門:芸術哲学、芸術倫理学。
2002年、≪L'analyse esthetique de la phiosophie de Simone Weil≫[シモーヌ・ヴェイユ哲学への美学的アプローチ]でポワチエ大学哲学DEA取得。2003年、京都大学大学院文学研究科思想文化研究専攻博士後期課程修了。
目次
第二版への序文(1997年)
序章
第一章 脱創造の観念
第二章 注意と欲望
第三章 エネルギー、動機、真空
第四章 苦悩と不幸
第五章 美の経験
第六章 時間と自我
第七章 無行為の行為
結論
訳者解題