トルコ民族の世界史
坂本勉:著
A5判 216ページ 並
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-7664-1278-9(4-7664-1278-8) C22
奥付の初版発行年月:2006年05月
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-7664-1278-9(4-7664-1278-8) C22
奥付の初版発行年月:2006年05月
内容紹介
モンゴル高原に源を発した遊牧民の盛衰の足跡を辿り、イラン革命、ソ連の崩壊を経て、交流や連帯を深める広大無辺な民族の行方を占う。イスラーム世界を理解するためのキーワード。
坂本勉(さかもと つとむ)
慶應義塾大学文学部教授。
1945年山梨県に生まれる。1975年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。近代イスラーム社会史・経済史・トルコ民族史専攻。
主要著作として、『ペルシア絨毯の道』山川出版社、2003年、『イスラーム巡礼』岩波書店、2000年、『イスラームの復興はなるか』(共編著)講談社、1993年、『近代日本とトルコ世界』(共編著)勁草書房、1999年など。
目次
序章 イスタンブルに民族の問題を見る
第I章 トルコ民族とは何か
第II章 ペルシア=イスラーム世界への道
第III章 東方キリスト教世界のトルコ化
第IV章 未完のトルキスタン国家
第V章 アゼルバイジャン 二つの顔
第VI章 変転するトルコ人の民族意識
終章 灰色の狼はよみがえるのか