慶應義塾で学んだ女性たち 独立自尊へのあゆみ
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-7664-1497-4 C36
奥付の初版発行年月:2008年07月
慶應義塾で学んだ女性20人が拓く“わが道”。
▼昭和20年代の大学女子教育の黎明期から現代まで、60数年間に慶應義塾で学んだ女性たち20人のドキュメント。
▼さまざまな分野でパイオニアとして活躍している女性たちが、学生時代、仕事と研究、家庭などについて率直に語る。
執筆者:米津昭子、伊丹レイ子、西澤直子、タリサ・ワタナゲス、千住真理子、伊勢桃代、福本秀子、今まど子、喜谷昌代、大島美恵子、能勢淳子、木村慶子、太田芳枝、杉山真紀子、浅野加寿子、種谷奈雄子、翁百合、大原慶子、佐野陽子、佐藤美智子
米津昭子(慶應義塾大学名誉教授)
伊丹レイ子(慶應義塾大学名誉教授)
西澤直子(慶應義塾福澤研究センター准教授)
タリサ・ワタナゲス(タイ中央銀行総裁)
千住真理子(バイオリニスト)
伊勢桃代(日本国連協会理事)
福本秀子(フランス中世文学翻訳家・作家)
今まど子(中央大学名誉教授)
喜谷昌代(英国赤十字本社終生会員)
大島美恵子(東北公益文科大学教授)
能勢淳子(ピースプラザ施設長)
木村慶子(前慶應義塾大学保健管理センター教授・小児科医)
太田芳枝(元石川県副知事・日立製作所取締役)
杉山真紀子(文化財保存の専門家)
浅野加寿子(NHK放送博物館長)
種谷奈雄子(建築家)
翁 百合(日本総合研究所調査部理事)
大原慶子(弁護士・ニューヨーク州弁護士)
佐野陽子(慶應義塾大学名誉教授・元商学部長)
佐藤美智子(鎌倉大仏殿高徳院前住職夫人)
目次
刊行によせて 安西祐一郎
Ⅰ 慶應義塾と女子学生
昭和20年代の女学生 米津昭子
慶應義塾大学の女子学生第一号 伊丹レイ子
福澤諭吉の女性論に学ぶ——男女同権のゆくえ 西沢直子
Ⅱ 女性の生き方
〔国際篇〕
タイ中央銀行総裁への道(インタビュー) タリサ・ワタナゲス
魂そのものを芸術的観点から磨いてゆく(インタビュー) 千住真理子
国際連合での仕事 伊勢桃代
日・仏女性の生き方の違い 福本秀子
図書館と共に歩んだ半世紀 今 まど子
赤十字の福祉活動一筋に 喜谷昌代
生命科学研究から公益学研究へ
——新しい公益理念による大学の設立に関わって 大島美恵子
〔日本篇〕
自分らしくお役に立つ仕事を続けて——高齢者介護を自然体で 能勢淳子
独立自尊への歩み——ライフステージと共にあった小児科学 木村慶子
仕事人生振り返り 太田芳枝
アートの楽しみと保存の大切さ 杉山真紀子
放送プロデュサーとしての私の仕事——あぐり・利家とまつ・そして館長 浅野加寿子
住まいの設計で実現する自分らしい生き方
——熟年離婚・ひきこもりを防ぐ 種谷奈雄子
女性エコノミストとしてのあゆみと日常 翁 百合
渉外弁護士になってみて 大原慶子
「BE ORIGNAL!」——慶應義塾大学商学部長を経験して(インタビュー) 佐野陽子
鎌倉大佛様をお護りして(インタビュー) 佐藤美智子
あとがき