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父 小泉信三を語る

父 小泉信三を語る

小泉妙:著, 山内慶太:編, 神吉創二:編, 都倉武之:編
四六判 346ページ 上製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-7664-1526-1 C95
奥付の初版発行年月:2008年05月

内容紹介

★NHKラジオ第一 「ラジオ深夜便」
「こころの時代」で各40分間の著者のインタビューが放送されました。
10月9日(木)午前4時〜
10月10日(金)午前4時〜
テーマは「父小泉信三について」


娘が語る、小泉信三と良き家族の肖像。
▼——食卓で、父はよく語る人でした。
 小泉信三(1888-1966)生誕120年を記念して企画された、エッセイストとしても著名な小泉信三の二女による聞き書き。良き家庭人としての小泉信三の姿が、エスプリのきいた娘の語りで活きいきとよみがえる。
▼幸田露伴、吉田茂、米内光政、古今亭志ん生、佐藤春夫をはじめ、幅広い交友関係と、東宮御教育常時参与として皇太子殿下(今上天皇)とのご親交を記した未公開日記も収録。
本書は、日本図書館協会選定図書です。

編者によるwebだけの特別寄稿
「インタビューを終えて」
「小泉妙さんの聞き書きを終えて」


【著者】
小泉妙(こいずみ たえ)
随筆家。小泉信三・二女。大正14(1925)年、東京生まれ。聖心女子学院卒業。著書に『父小泉信三』(秋山加代と共著、毎日新聞社)、『届かなかった手紙』、『父母の暦』、『表参道十年』(以上、講談社)、『留学生小泉信三の手紙』(文藝春秋)などがある。筆名は小泉タエ。

【編者】
山内慶太(やまうち けいた)
慶應義塾大学看護医療学部・大学院健康マネジメント研究科教授、慶應義塾福澤研究センター所員。医学博士。昭和41(1966)年生まれ。1991年慶應義塾大学医学部卒業。『福澤著作集』第5巻(共編、2002年、慶應義塾大学出版会)、『練習は不可能を可能にす』(共編、2004年、慶應義塾大学出版会)などを編集。

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神吉創二(かんき そうじ)
慶應義塾幼稚舎教諭。庭球三田会常任幹事。昭和45(1970)年生まれ。1992年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。在学時は慶應義塾体育会庭球部主務。『慶應庭球100年』(慶應庭球100年編集委員会、2001年)、『練習は不可能を可能にす』(共編、2004年、慶應義塾大学出版会)などを編集。

都倉武之(とくら たけゆき)
慶應義塾福澤研究センター専任講師。専攻は近代日本政治史。昭和54(1979)年生まれ。2007年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程満期単位取得退学。武蔵野学院大学専任講師を経て現職。主要業績に「[第5章]日清戦争軍資醵集運動と福沢諭吉」(『戦前日本の政治と市民意識』寺崎修・玉井清編、慶應義塾大学出版会、2005年)など。

目次

第1章 父の記憶
第2章 小泉家のこと、阿部家のこと
第3章 御殿山時代の思い出
第4章 塾長就任
第5章 三田綱町の思い出
第6章 戦後の父
第7章 広尾時代の思い出
第8章 御殿場
第9章 晩年の父

 編者註
 小泉家略年譜
 あとがき(小泉 妙)
 編者あとがき(山内慶太)


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