キャンプ論 あたらしいフィールドワーク
加藤文俊:著
A5判変型 224ページ 並製
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-7664-1695-4 C36
奥付の初版発行年月:2009年11月
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-7664-1695-4 C36
奥付の初版発行年月:2009年11月
加藤文俊(かとう ふみとし)
慶應義塾大学環境情報学部准教授。京都生まれ。1985年慶應義塾大学経済学部卒業。ペンシルバニア大学大学院Annenberg School for Communication、ラトガース大学大学院School of Communication, Information, and Library Studies修了(Ph. D.)。慶應義塾大学境情報学部助手、龍谷大学国際文化学部専任講師、助教授を経て現職。専門はコミュニケーション論、メディア論、定性的調査法(エスノグラフィー)。最近は、ケータイをはじめとするモバイルメディアを使ったフィールドワークや学習環境のデザインについて関心を持っている。著書に『ゲーミングシミュレーション』(共著)、『Gaming, Simulations, and Society: Research Scope and Perspective』(共編著)ほか。
目次
はじめに——「キャンプ」という試み
1 なぜ「キャンプ」が必要なのか
1 「キャンプ」とは何か
2 現場に出かけることの重要性
3 「キャンプ」の可能性
2 どのように「キャンプ」をはじめるか
1 見慣れた「日常」から抜け出す
2 フィールドワークをはじめる
3 「キャンプ」の思想
4 継続することの重要性
3 「キャンプ」とメディア
1 記録のための道具
2 ケータイで調査する
3 調査者という役割の変化
4 「キャンプ」のためのトレーニング
1 ケータイをもって、まちに出よう
2 おなじだけど、ちがう毎日
5 「つながりかた」を考える
1 「場所」のデザイン
2 「キャンパス」と「キャンプ」
3 「キャンプ」を続ける
6 フィールドワークの創造力
おわりに——そして、「キャンプ」は続く
参考文献・資料