日本法制史講義ノート
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-7664-1734-0 C3032
奥付の初版発行年月:2011年04月 / 発売日:2011年04月中旬
日本法制史の概要を学ぶ「講義ノート」。
▼古代から近・現代までの日本の代表的な制定法、及びそのバックグラウンドを学ぶ。
▼偶数頁は解説欄、奇数頁に書込み欄・資料欄等とし見開きの構成。右側頁に学んだことを書き込むことにより、法制史に関する基礎知識を集積した一つの完成品となる構成。
▶第2版が、2012年10月に刊行されました。
霞信彦(カスミノブヒコ)
1951年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程単位取得退学。法学博士(慶應義塾大学)。本書第1章及びその他を担当。
主要著作:『明治初期刑事法の基礎的研究』(慶應義塾大学法学研究会叢書、1990年)、『日本法制史 資料集』(共編、慶應義塾大学出版会、2003 年)、『矩を踰えて 明治法制史断章』(慶應義塾大学出版会、2007年)、『法学講義ノート 第4版』(慶應義塾大学出版会、2010年)、峯村光郎(田中実補訂)『改訂・法学(憲法を含む)』(霞信彦ほか改訂 慶應義塾大学通信教育部、2010年)、他。
原禎嗣(ハラヨシツグ)
1963年生まれ。山梨学院大学法学部教授。慶應義塾大学法学部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程単位取得退学。法学修士(慶應義塾大学)。本書第4章Ⅰ〜Ⅲ・Ⅴ・Ⅵを担当。
主要著作:『入門 政治行政』(共著、公人の友社、2008年)、「日本赤十字社戦中文書の基礎的研究—太平洋戦争中の俘虜救恤活動に関する史料紹介を兼ねて—」山梨学院大学法学論集第60号(2008年)、「石川県会議員稲垣示官吏侮辱事件小考」北陸法学第6巻第4号(1999年)、他。
神野潔(ジンノキヨシ)
1976年生まれ。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師。慶應義塾大学法学部講師。慶應義塾大学法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。本書第2章を担当。
主要著作:「鎌倉幕府の寄進安堵について」古文書研究第62号(2006年)、「法史学研究のこれから—イリノイ大学での経験から」司法法制部季報第124 号(2010年)、「穂積陳重と封建法—『法窓夜話』所収「準拠法」を手がかりに」民事研修第643号(2010年)、他。
兒玉圭司(コダマケイジ)
1977年生まれ。国立舞鶴工業高等専門学校人文科学部門専任講師。慶應義塾大学通信教育部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。本書第4章Ⅳを担当。
主要著作:霞信彦・兒玉圭司「国立公文書館所蔵『監獄則案聴訟規則』について」法学研究第80巻第3号(2007年)、「明治初期における監獄制度の展開〜西洋の監獄制度との出会いとその受容〜」刑政第119巻第11号(2008年)、「明治初期における監獄制度の一転機—既決囚の発見」鈴木秀光ほか編『法の流通』(慈学社出版、2009年)所収、他。
三田奈穂(ミタナホ)
1983年生まれ。中央学院大学法学部講師。慶應義塾大学通信教育部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。本書第3章を担当。
主要著作:「旧刑法『数罪倶発』条成立に関する一考察」法学政治学論究第76号(2008年)、「旧刑法の成立と村田保」法学政治学論究第79号(2008年)、他。
霞 信彦(かすみ のぶひこ)
略歴:1951年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程単位取得退学。法学博士(慶應義塾大学)。本書第1章及びその他を担当。
主要著作:『明治初期刑事法の基礎的研究』(慶應義塾大学法学研究会叢書、1990年)、『日本法制史 資料集』(共編、慶應義塾大学出版会、2003 年)、『矩を踰えて 明治法制史断章』(慶應義塾大学出版会、2007年)、『法学講義ノート 第4版』(慶應義塾大学出版会、2010年)、峯村光郎(田中実補訂)『改訂・法学(憲法を含む)』(霞信彦ほか改訂 慶應義塾大学通信教育部、2010年)、他。
原 禎嗣(はら よしつぐ)
略歴:1963年生まれ。山梨学院大学法学部教授。慶應義塾大学法学部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程単位取得退学。法学修士(慶應義塾大学)。本書第4章Ⅰ〜Ⅲ・Ⅴ・Ⅵを担当。
主要著作:『入門 政治行政』(共著、公人の友社、2008年)、「日本赤十字社戦中文書の基礎的研究—太平洋戦争中の俘虜救恤活動に関する史料紹介を兼ねて—」山梨学院大学法学論集第60号(2008年)、「石川県会議員稲垣示官吏侮辱事件小考」北陸法学第6巻第4号(1999年)、他。
神野 潔(じんの きよし)
略歴:1976年生まれ。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師。慶應義塾大学法学部講師。慶應義塾大学法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。本書第2章を担当。
主要著作:「鎌倉幕府の寄進安堵について」古文書研究第62号(2006年)、「法史学研究のこれから—イリノイ大学での経験から」司法法制部季報第124 号(2010年)、「穂積陳重と封建法—『法窓夜話』所収「準拠法」を手がかりに」民事研修第643号(2010年)、他。
兒玉 圭司(こだま けいじ)
略歴:1977年生まれ。国立舞鶴工業高等専門学校人文科学部門専任講師。慶應義塾大学通信教育部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。本書第4章Ⅳを担当。
主要著作:霞信彦・兒玉圭司「国立公文書館所蔵『監獄則案聴訟規則』について」法学研究第80巻第3号(2007年)、「明治初期における監獄制度の展開〜西洋の監獄制度との出会いとその受容〜」刑政第119巻第11号(2008年)、「明治初期における監獄制度の一転機—既決囚の発見」鈴木秀光ほか編『法の流通』(慈学社出版、2009年)所収、他。
三田 奈穂(みた なほ)
略歴:1983年生まれ。中央学院大学法学部講師。慶應義塾大学通信教育部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。本書第3章を担当。
主要著作:「旧刑法『数罪倶発』条成立に関する一考察」法学政治学論究第76号(2008年)、「旧刑法の成立と村田保」法学政治学論究第79号(2008年)、他。
目次
第1章(本編)
Ⅰ 上古における「つみ」:「古事記」の法意識から
Ⅱ 十七条憲法
Ⅲ 大化改新詔
Ⅳ 律 令
Ⅴ 律令と国家組織・官制度
Ⅵ 貞永式目=関東御成敗式目
Ⅶ 建武式目と分国法
Ⅷ 幕府制定法
Ⅸ 幕府法曹法
Ⅹ 不平等条約
ⅩⅠ刑法を素材とする法典近代化の一経緯
第2章(別編)
法制史に関する各種設問
第3章(資料編)
法制史年表