中国 改革開放への転換 「一九七八年」を越えて
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-7664-1884-2 C3031
奥付の初版発行年月:2011年11月 / 発売日:2011年11月上旬
目次
第一部 歴史・社会(仮)
第一章 中国における階級概念の変遷―毛沢東から華国鋒へ (家近亮子)
第二章 「中国の会」小考―雑誌『中国』とその周辺 (嵯峨隆)
第三章 一九七〇年代の中国、台湾―現代作家と政治の「微妙な」関係について (小山三郎)
第四章 中国の歴史教育課程における階級闘争史観の変容―「教学大綱」と歴史教科書を手掛かりに(王雪萍)
第五章 中国農村における組織化の展開―連続性の視点から― (鄭浩瀾)
第六章 中国キリスト教の五〇年代と七〇年代―“退行”と“非退行“― (田島英一)
第二部 政治(仮)
第七章 文化大革命以降の権力継承問題と中越戦争―権力継承問題における内政と外交の連関― (磯部靖)
第八章 現代中国史における一九七八年の画期性について (高原明生)
第九章 米中国交正常化に対する台湾の内部政策決定―情報統制の継続と政治改革の停滞― (松田康博)
第一〇章 中華民国外交檔案に見る「別れの外交(日華断交)」―椎名悦三郎の訪台を中心に― (川島真)
第一一章 一九七〇年代の人民代表大会改革 (加茂具樹)
第三部 経済(仮)
第一二章 中国農村の余剰労働力問題と農村工業化再考―一九七〇年代農村企業の萌芽― (大島一二)
第一三章 経済システムからみた「断絶」「継承」「連続」 (駒形哲哉)
第四部 軍事・外交・安全保障(仮)
第一四章 文化大革命と人民解放軍―軍隊院校教育をめぐって― (安田淳)
第一五章 秩序変革を目指す中国外交―対インドネシア外交の展開を事例として― (飯田将史)
第一六章 「ニクソン・ドクトリン」と日本―調整された関与」のもとでの自助・依存・地域協力― (神保謙)
第一七章 中国政治と米中和解―「米ソ結託」論から「米ソ矛盾」論への逆説的転換、一九六九―一九七〇年― (増田雅之)