漢詩を詠む日々
竹中淑子:著
四六判変型 208ページ
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-7664-1905-4 C0095
奥付の初版発行年月:2011年12月 / 発売日:2011年12月中旬
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-7664-1905-4 C0095
奥付の初版発行年月:2011年12月 / 発売日:2011年12月中旬
内容紹介
漢詩との出会いが、定年後の人生を変えた
宿昔 青雲の志、蹉跎たり 白髪の年(青雲の志はならず、いつのまにか白髪の年になる。)――しかし、嘆くばかりでもない。人生の経験は感性を豊かにし、書物の知性を深く受けとめることができる。若い時にはない楽しみも出てくる。その一つが、漢詩作りの楽しみ。自身のルーツや海外の旅先、愛読書の世界、閑適の日々を詠む漢詩と随筆。
著者プロフィール
竹中淑子(タケナカヨシコ)
竹中淑子(たけなか よしこ)
慶應義塾大学名誉教授。
専門は数学。昭和15年福岡県生れ。九州大学理学部数学科卒。理学博士。著書に『時有ってか尽きん』等がある。
目次
第一章 隠退
㈠ 隠退
㈡ 「我がルーツ」調べ
㈢ 漢詩作り事始め
㈣ 漢詩と数学
㈤ 『時有ってか尽きん』その後
第二章 海外を詠む
㈠ イングランド
㈡ スコットランド
㈢ フランス
㈣ アイルランド
㈤ ネパール
㈥ アラスカ
㈦ アルメニア
㈧ メキシコ
㈨ オーストラリア
㈩ アフリカ
第三章 愛読書を詠む
㈠ 新・平家物語
㈡ 太平記
㈢ 竹取物語
㈣ 数学史
㈤ 銀河鉄道の夜
㈥ 詩集
㈦ 春の雪
㈧ チボー家の人々
㈨ 戯曲・歌曲
㈩ 嵐が丘
第四章 閑適を詠む
㈠ 竹裏の茅舎
㈡ 故郷残照
㈢ 宇宙への旅
㈣ 「我がルーツ」の旅