ツーリズム成長論
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-7664-2020-3 C2065
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 発売日:2013年03月下旬
21世紀日本のリーディング産業へ!
▼日本の観光振興を牽引する第一級の実務家・研究者たちが、観光経済学の基礎からグローバル競争下の最新動向と展望までやさしく、楽しく、そして熱く紹介する「超ツーリズム入門」。
▼業界ビジネスパーソンはもちろん、観光産業をめざす学生の必読書。
▼日本ツーリズム産業団体連合会(現 (社)日本観光振興協会)の寄附により慶應義塾大学で開催された公開講座を書籍化。
櫻川 昌哉(サクラガワ マサヤ)
慶應義塾大学経済学部教授、グローバルセキュリティ研究所上席研究員
1984年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、91年大阪大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、同年大阪大学経済学部助手、92年名古屋市立大学経済学部講師、助教授、教授を経て、2003年より慶應義塾大学経済学部教授。博士(経済学)。
主要業績に、『金融危機の経済分析』(東京大学出版会、2002年)、『金融立国試論』(光文社新書、2005年)、『経済を動かす単純な論理』(光文社、2009年)、『“円”国際化で日本は復活する!』(朝日新聞出版、2011年)ほか多数。
【編著者】
櫻川 昌哉(さくらがわ まさや)
慶應義塾大学経済学部教授、グローバルセキュリティ研究所上席研究員
慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所
【執筆者】(執筆順)
舩山 龍二(ふなやま りゅうじ)
社団法人日本観光振興協会副会長(序章)
福重 元嗣(ふくしげ もとつぐ)
大阪大学大学院経済学研究科教授(第1章・第2章)
村上 雅巳(むらかみ まさみ)
跡見学園女子大学マネジメント学部准教授(第3章・第6章)
鶴田 浩一郎(つるた こういちろう)
一般社団法人ジャパン・オンパク代表理事(第4章)
種田 明(おいた あきら)
跡見学園女子大学マネジメント学部教授(第5章)
黒野 匡彦(くろの まさひこ)
成田国際空港株式会社特別顧問(第7章)
石井 智二(いしい ともじ)
全日本空輸株式会社企画室企画部(第8章)
楠本 祐二(くすもと ゆうじ)
東日本旅客鉄道株式会社IT・Suica事業本部(第9章)
小田 禎彦(おだ さだひこ)
株式会社加賀屋会長(第10章)
野元 功一(のもと こういち)
株式会社ジェイティービー旅行事業本部営業企画部長(第11章)
西山 恒夫(にしやま つねお)
ジェイアイ傷害火災保険株式会社監査役(第12章)
目次
まえがき
序 章 経済成長とツーリズム産業
第1部 ツーリズムの経済学「超」入門
第1章 経済学の考え方を知る
第2章 ツーリズム産業の経済効果
第3章 ツーリズムの産業政策
第2部 観光資源の開発と育成
第4章 温泉ウェルネス産業の育成――別府:保養滞在型温泉地への変
身
第5章 産業遺産の観光資源化
第6章 体験型観光とまちおこし――越後田舎体験事業の取組み
第3部 交通産業の変革
第7章 国際ハブ空港への課題と戦略――成田空港の挑戦
第8章 航空産業の生き残り戦略――ANAの事例から
第9章 鉄道産業のICT戦略――JR東日本:Suicaは何を変えたのか?
第4部 ツーリズム産業のファシリテイターたち
第10章 日本のホスピタリティ文化の海外展開――加賀屋:アジア進
出への視座
第11章 旅行業のサービス多様化――JTBの市場分析とマーケティン
グ戦略
第12章 ツーリズム産業のリスクマネジメント
おわりに