井筒俊彦の学問遍路 同行二人半
四六判 210ページ 上製
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-7664-2465-2 C3010
奥付の初版発行年月:2017年09月 / 発売日:2017年09月中旬
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-7664-2465-2 C3010
奥付の初版発行年月:2017年09月 / 発売日:2017年09月中旬
内容紹介
昭和34(1959)年、ロックフェラー基金で海外研究生活をはじめた井筒俊彦。
それ以降20年に及ぶ海外渡航生活のなかでの研究者との出会い、マギル大学、エラノス学会、イラン王立哲学アカデミー等での研究と生活を豊子夫人が語る。
▼豊子夫人、追悼企画。
昭和34(1959)年、ロックフェラー基金で海外研究生活をはじめた井筒俊彦。
それ以降20年に及ぶ海外渡航生活のなかでの研究者との出会い、マギル大学、エラノス学会、イラン王立哲学アカデミー等での研究と生活を豊子夫人が語るインタビュー、エッセイ、論文を通して、鮮やかに蘇らせる。
著者プロフィール
井筒 豊子(イヅツ トヨコ)
1925年、大阪生れ。1952年東京大学文学部卒業、同年井筒俊彦と結婚。2017年4月25日脳梗塞のため、死去。享年91。主な著訳書に『白磁盒子』、『アラビア人文学』(H・ギブ著)、『さまよう』(マーク・テイラー著)などがある。
澤井 義次(サワイ ヨシツグ)
1951年生れ。天理大学人間学部長・宗教学科教授。
『井筒俊彦全集』編集委員。専門分野は宗教学・インド学・天理教学。
天理大学宗教学科を卒業後、東北大学大学院を経て、ハーバード大学大学院(宗教学)へ留学。Ph.D.(ハーバード大学)、博士(文学)(東北大学)。宗教倫理学会顧問、日本宗教学会常務理事などを務める。日本宗教学会賞や東方学会賞を受賞。
目次
井筒俊彦の学問遍路――同行二人半
*
カイロの月
ウェーキ島
モントリオール
乳と蜜の流れる国
モロッコ国際シンポジウム傍観記
*
言語フィールドとしての和歌
意識フィールドとしての和歌
豊子夫人が語る井筒俊彦先生 澤井義次
略年譜