日本の東南アジア援助政策 日本型ODAの形成
大海渡 桂子:著
A5判 272ページ 上製
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-7664-2623-6 C3031
奥付の初版発行年月:2019年09月 / 発売日:2019年09月中旬
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-7664-2623-6 C3031
奥付の初版発行年月:2019年09月 / 発売日:2019年09月中旬
内容紹介
日本型ODAの戦略とは何だったのか?
第二次世界大戦後の賠償から生まれ、東西冷戦を背景に
日本の経済復興と東南アジアの開発が結びついた過程と、
「日本型ODA」の特徴が生まれた背景およびその戦略を探る。
著者プロフィール
大海渡 桂子(オオカイド ケイコ)
上智大学国際部大学院・経営管理学修士(MBA)、
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了(政治学専攻)、博士(法学)。
世界銀行(工業局)フィナンシャル・アナリスト、海外経済協力基金(現国際協力機構)
債権管理部長、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)事務局次長等を歴任。
目次
序 章 黎明期の日本のODAはどのような存在だったのか
第一章 現地産業の育成支援開始
第二章 賠償の援助化と資本財賠償の導入
第三章 輸出振興と資源確保を支えた輸銀の開発援助
第四章 アジアの経済インフラ建設を支援した円借款
第五章 「東南アジア開発援助政策」と「日本型ODA」を超えて
終 章 戦後復興とアジアの経済建設のために