ワークショップデザイン論 第2版
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-7664-2720-2 C0034
奥付の初版発行年月:2021年01月 / 発売日:2021年01月上旬
▼好評のワークショップ指南書を7年ぶりに改訂!
▼ワークショップの企画- 運営- 評価までをわかりやすく解説。
▼第2版では、適切な課題設定の仕方やファシリテーションについての最新知見も収載!
近年、企業研修や学校教育などでますます需要が高まるワークショップの好評指南書を7年ぶりに改訂。
ワークショップの「企画―運営―評価」のサイクルを、理論をもとにわかりやすく解説する構成はそのままに、第2版では、適切な課題設定の仕方や、ファシリテーションについての最新の知見も盛り込み、さらに利便性を向上した。
山内 祐平(ヤマウチ ユウヘイ)
東京大学大学院情報学環 教授。
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退後、茨城大学人文学部助教授等を経て現職。博士(人間科学)。情報化社会における学びのあり方とそれを支える学習環境のデザインについてプロジェクト型の研究を展開している。特定非営利活動法人EduceTechnologies代表理事。日本教育工学会論文賞受賞(2003, 2005, 2008, 2014, 2018)。グッドデザイン賞受賞(2008)。主な著書として『学習環境のイノベーション』(単著、東京大学出版会)、『デジタル社会のリテラシー』(単著、岩波書店)、『インフォーマル学習』(編著、ミネルヴァ書房)などがある。
森 玲奈(モリ レイナ)
帝京大学共通教育センター 准教授。
東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。東京大学大学院情報学環 特任助教、帝京大学高等教育開発センター講師、帝京大学学修・研究センター准教授を経て、2020年より現職。博士(学際情報学)。学び続ける人とそれを包み込む社会に関心を持ち、生涯学習に関する研究と実践を続けている。2008年度日本教育工学会研究奨励賞受賞、2010年度日本教育工学会論文賞受賞。主な著作に『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成』(単著、ひつじ書房)、『ラーニングフルエイジング――超高齢社会における学びの可能性』(共著、ミネルヴァ書房)、『インフォーマル学習』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。
安斎 勇樹(アンザイ ユウキ)
株式会社ミミクリデザインCEO。株式会社DONGURI COO。東京大学大学院情報学環 特任助教。CULTIBASE編集長。
東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。人と組織の創造性を高めるファシリテーションとマネジメントの方法論について研究している。主な著書に『問いのデザイン――創造的対話のファシリテーション』(学芸出版社)、『協創の場のデザイン――ワークショップで企業と地域が変わる』(藝術学舎)がある。
目次
はじめに
第1章 ワークショップと学習
Section 1 ワークショップと経験学習
Section 2 ワークショップとノンフォーマル学習
Section 3 ワークショップと創造的活動
Section 4 ワークショップのデザイン
第2章 ワークショップを企画する
Section 1 コンセプトの生成
Section 2 プログラムの作成
Section 3 事例:資生堂グループ「TRUST 8」
Section 4 企画の要件
第3章 ワークショップを運営する
Section 1 ワークショップの広報
Section 2 ファシリテーション
Section 3 事例:CAMPクリケットワークショップ
Section 4 運営の要件
第4章 ワークショップを評価する
Section 1 「ワークショップ評価」に必要な視点
Section 2 2つの評価
Section 3 「ワークショップ評価」のための手法
Section 4 ワークショップデザインの評価に向けて
第5章 ワークショップ実践者を育てる
Section 1 実践者の全体像
Section 2 ワークショップ実践者の熟達
Section 3 ワークショップ実践者とその専門性
Section 4 実践者が学び育つ環境とは
第6章 ワークショップと学習環境
Section 1 ワークショップと共同体
Section 2 ワークショップと空間
Section 3 ワークショップと学習環境
Appendix ワークショップデザイン探究のためのブックガイド
引用文献
索引
著者紹介