特別支援教育のエッセンス
視覚障害教育の基本と実践
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-7664-2861-2 C3337
奥付の初版発行年月:2023年02月 / 発売日:2023年02月上旬
学校現場の悩みや戸惑いに寄り添う
第一線の執筆陣による、特別支援教育カリキュラムに準拠した総合テキスト。学校現場の教材・教具から自立活動の基本と指導、点字指導や歩行指導、情報機器の活用、職業や福祉制度まで、視覚障害教育の全体像を網羅。
宍戸 和成(シシド カズシゲ)
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所前理事長。
専門は、聴覚障害教育。東京教育大学教育学部特殊教育学科卒業。
主著に『聴覚障害教育の歴史と展望(ろう教育科学会創立50周年記念)』(共著、風間書房、2012年)など。
古川 勝也(フルカワ カツヤ)
元西九州大学教授。
専門は、肢体不自由教育。長崎県立諌早養護学校教諭、長崎県教育庁指導主事、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課特殊教育調査官(肢体不自由担当)、長崎県教育庁特別支援教育室長、長崎県立諌早特別支援学校長、長崎県教育センター所長、西九州大学子ども学部子ども学科教授を歴任。
主著に『自立活動の理念と実践 実態把握から指導目標・内容の設定に至るプロセス 改訂版』(編著、2020年、ジアース教育新社)。
徳永 豊(トクナガ ユタカ)
福岡大学人文学部教育・臨床心理学科教授。
専門は、特別支援教育、発達臨床。1960年生まれ。九州大学大学院教育学研究科博士課程中退。
主著に『障害の重い子どもの目標設定ガイド 第2版』(編著、慶應義塾大学出版会、2021年)、『新 重複障害教育実践ハンドブック』(共著、全国心身障害児福祉財団、2015年)。
小林 秀之(コバヤシ ヒデユキ)
筑波大学人間系障害科学域准教授。
専門は、視覚障害学。
1965年生まれ。筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科心身障害学専攻中途退学。
主著に『特別支援教育――共生社会の実現に向けて』(編著、ミネルヴァ書房、2018年)、『新訂版 視覚障害教育入門Q&A』(分担執筆、ジアース教育新社、2018年)など。
澤田 真弓(サワダ マユミ)
国立特別支援教育総合研究所研修事業部上席総括研究員。
専門は、特別支援教育、視覚障害教育。
1959年生まれ。筑波大学大学院修士課程教育研究科修了。
主著に『特別支援教育(アクティベート教育学 7)』(共著、ミネルヴァ書房、2019年)、『特別支援教育の基礎・基本2020』(共著、ジアース教育新社、2020年)など。
目次
「特別支援教育のエッセンス」の刊行にあたって
はじめに
第1章 視覚障害教育の現状と歴史
第2章 視覚障害児の理解の基本
第3章 教育課程と視覚障害特別支援学校における配慮事項
第4章 視覚障害教育における教材・教具
第5章 視覚障害教育における自立活動の基本と指導
第6章 点字指導と歩行指導
第7章 視覚障害教育における情報機器の活用
第8章 視覚障害のある重複障害児の指導
第9章 乳幼児期における指導
第10章 視覚障害に係わる職業と福祉制度
索引