入門講義 安全保障論 第2版
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-7664-2931-2 C3031
奥付の初版発行年月:2023年11月 / 発売日:2023年11月下旬
これからの安全保障を考えるための、好評のテキスト第2版。
欧米の政治思想や国際政治理論をベースに、
ウクライナ情勢や東アジアの国際環境の変化、
日本の安保3文書改定などををはじめ、大幅に加筆修正した増補改訂版。
宮岡勲(ミヤオカイサオ)
慶應義塾大学法学部教授。1965年生まれ。
オックスフォード大学大学院社会科学研究科博士課程政治学専攻修了、D.Phil. 取得。
専門領域:国際政治理論、安全保障研究。
主要業績:Legitimacy in International Society: Japan’s Reaction to Global Wildlife Preservation (Palgrave Macmillan、2004)、『日米同盟論――歴史・機能・周辺諸国の視点』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、Security, Strategy and Military Change in the 21st Century: Cross-Regional Perspectives (共著、Routledge、2015)、 『安全保障政策と戦後日本1972~1994――記憶と記録の中の日米安保』 (共著、千倉書房、2016年)、ほか。
目次
序章 安全保障とは何か
第1部 リアリズムから見た紛争と平和
第1章 国家間の権力闘争
第2章 無政府状態と国家存立
第3章 覇権の盛衰
第2部 リベラリズムから見た紛争と平和
第4章 民主的平和と普遍的価値
第5章 制度的平和と国際秩序
第6章 商業的平和と経済的繁栄
第3部 防衛の戦略的アプローチ
第7章 自国の防衛体制
第8章 同盟の形成と管理
第9章 安全保障協力
第4部 現代の安全保障課題
第10章 核兵器の戦略と管理
第11章 グローバル化
第12章 グローバル・コモンズ
引用参考文献リスト
索引