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入門講義 簿記論

入門講義 簿記論

友岡賛:著, 木村太一:著
A5判 170ページ
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-7664-2947-3 C3034
奥付の初版発行年月:2024年04月 / 発売日:2024年04月上旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

・それって仕訳はどうなるの?
・「これを述べなければ複式簿記の構造を説明しえない」という内容に絞り込み、丁寧に仕訳をたどりながら解説。簿記・会計の初学者に最適の入門テキスト。

豊富な設例・図解をもとに、具体的な取引についての仕訳、記帳、決算整理、そして貸借対照表・損益計算書の作成に到る流れを解説する。

著者プロフィール

友岡賛(トモオカススム)

友岡 賛(ともおか すすむ)
慶應義塾大学卒業。
慶應義塾大学教授を経て慶應義塾大学名誉教授。
横浜商科大学教授。
著書(2010年以降刊行・単著のみ)
『会計士の誕生』税務経理協会、2010年
『会計学原理』税務経理協会、2012年
『会計学の基本問題』慶應義塾大学出版会、2016年
『会計の歴史』税務経理協会、2016年(改訂版、2018年)
『会計と会計学のレーゾン・デートル』慶應義塾大学出版会、2018年
『日本会計史』慶應義塾大学出版会、2018年
『会計学の考え方』泉文堂、2018年
『会計学の地平』泉文堂、2019年
『会計学の行く末』泉文堂、2021年
『会計学を索ねて』慶應義塾大学出版会、2022年

木村太一(キムラタイチ)

慶應義塾大学卒業。
多摩大学専任講師を経て慶應義塾大学准教授。
著書・主要論攷
『新版 財務会計論(3訂版)』税務経理協会、2019年(4訂版、2022年)(共著)
「子会社増資に伴う親会社持分の変動」『會計』第195巻第4号、2019年
「機会費用と財務会計」『産業經理』第80巻第2号、2020年
「持分移動の記録」『簿記研究』第5巻第1号、2022年
「全体利益は1つか」『産業經理』第83巻第2号、2023年

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章 簿記と複式簿記と会計
第1節 簿記の意義
第2節 会計と簿記
第3節 複式簿記
第4節 財務諸表
第5節 簿記の基礎概念
第6節 会計期間
第7節 勘定
第8節 仕訳
第9節 財務諸表の作成プロセス

第2章 簿記の基本
第1節 財務諸表作成のプロセス
第2節 仕訳の基本形式
第3節 勘定の基本形式と転記の基本形式
第4節 財務諸表作成の大まかな流れ
第5節 簿記要素間の関係

第3章 仕訳帳と総勘定元帳への記入
第1節 仕訳帳への記入
第2節 総勘定元帳への記入

第4章 勘定の締切と財務諸表の作成
第1節 勘定の締切
第2節 財務諸表の作成

第5章 試算表
第1節 試算表
第2節 合計試算表
第3節 残高試算表

第6章 期中取引
第1節 勘定科目の設定
第2節 商品売買
第3節 固定資産の売買
第4節 金銭貸借

第7章 決算整理
第1節 決算整理
第2節 棚卸資産に関する決算整理
第3節 減価償却
第4節 貸倒引当金
第5節 経過勘定

第8章 精算表
第1節 精算表
第2節 精算表の作成方法

第9章 複式簿記の歴史
第1節 中世イタリア
第2節 複式簿記の成立プロセス
第3節 ルカ・パチョーリの『スムマ』
第4節 複式簿記の伝播


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