橋川文三の政治思想 三島由紀夫・丸山眞男・柳田国男との思想的交錯
須藤健一:著
A5判 378ページ
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-7664-2949-7 C3010
奥付の初版発行年月:2024年03月 / 発売日:2024年03月中旬
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-7664-2949-7 C3010
奥付の初版発行年月:2024年03月 / 発売日:2024年03月中旬
内容紹介
――生誕100周年・没後40周年――
「突破」と「保守」の相克を超えて
三島・丸山・柳田の思想に惹かれつつその課題を乗り越えようとした戦後の思想家・橋川文三。
彼のアクチュアルな思想とその葛藤を、豊富な一次資料を用いながら論じた本格的論考。
著者プロフィール
須藤健一(ストウケンイチ)
京都大学法学部卒業。京都大学大学院公共政策教育部公共政策専攻専門職学位課程修了
公共政策修士(専門職)。
京都大学大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了
京都大学博士(法学)。
専門分野:日本政治思想史、公共政策。
目次
序 章 橋川文三研究の歴史と現在
第一章 三島由紀夫との論争と共感と
第二章 丸山政治学との緊張的関係・批判的対決
第三章 柳田民俗学へのまなざし――日本における保守主義の模索
終 章 中間者の眼、あるいは突破の思想と保守の思想の両義性