子ども社会学の現在 いじめ・問題行動・育児不安
住田 正樹:著
A5判 上製
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7985-0135-2 C3037
奥付の初版発行年月:2014年09月 / 発売日:2014年09月上旬
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-7985-0135-2 C3037
奥付の初版発行年月:2014年09月 / 発売日:2014年09月上旬
内容紹介
社会の急激な変化に伴って子どもの問題行動も多様化し、複雑化し、また大人の理解を越えるような問題行動も見られるようになった。本書は、「いじめ」をはじめとする子どもの問題行動のメカニズムを分析し、その対応策としての集団活動の有効性を実証する。また子どもの発達にとっての「居場所」の存在の重要性を明らかにするとともに、親の問題としては育児不安を取り上げて克明に分析する。現代の混沌とした社会において,子どもおよび子どもに関わる諸問題を社会学的方法によって考察した,子ども社会学研究の第一人者による論考。
前書きなど
学校で,家庭で,仲間集団で,変容する子どもと「子ども観」。
著者プロフィール
住田 正樹(スミダ マサキ)
放送大学教授・九州大学名誉教授 教育学博士,[専攻] 教育社会学,発達社会学,
[主要著書]『地域社会と教育 —子どもの発達と地域社会—』(九州大学出版会,2001)
『子どもたちの「居場所」と対人的世界の現在』(共編著,九州大学出版会,2003)ほか多数。
関連書
『子どもたちの「居場所」と対人的世界の現在』
住田正樹・南 博文 編
『リトルリーグの社会学』
G. A. ファイン/住田正樹 監訳