近代日本洋画史再考 「官展アカデミズム」の成立と展開
高山 百合:著
A5判 228ページ 上製
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-7985-0317-2 C3071
奥付の初版発行年月:2021年11月 / 発売日:2021年10月下旬
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-7985-0317-2 C3071
奥付の初版発行年月:2021年11月 / 発売日:2021年10月下旬
内容紹介
明治40年の文部省美術展覧会開設以降、「官展アカデミズム」は近代日本美術の主流として、功罪含めて大きな影響力を持ち続けたが、戦後日本の美術史研究では否定的に捉えられ、長らく等閑視されてきた。本書では、「官展アカデミズム」を多面体ととらえたうえで、官展系作家の岡田三郎助・中澤弘光・中村研一らの作品分析を通じて、近代日本洋画における「官展アカデミズム」の成立と展開を辿り、その歴史的意義や重要性を俯瞰的な視点から再評価する。