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法学における冗談と真面目

日本比較法研究所翻訳叢書57
法学における冗談と真面目

A5判 441ページ
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-8057-0358-8 C3332
奥付の初版発行年月:2009年08月 / 発売日:2009年08月上旬

内容紹介

『権利のための闘争』の著者として有名な19世紀ドイツの大碩学イェーリングが、当時の主流をなした概念法学の方法論と法学の在り方を根底から批判した挑戦の書。匿名氏からの書簡という形をとった第一部とローマ法学者のお喋りという形をとった第二部では、口語体の語り口により、法学の方法について議論を展開する。法学の概念天国に行く第三部では、概念の計算と揶揄しながら、概念法学の非現実性をあぶり出す。最後の第四部では、法学はどうあるべきかを論じ、法学教育の在り方までも語り尽くす。随所に織りなされる「冗談」という名の毒舌の効果は絶大。現代法学にも裨益するところ極めて多大な書であり、久しく待望の完訳。



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