日本比較法研究所翻訳叢書68
承諾、拒否権、共同決定 未成年の患者における承諾の有効性と権利の形成
A5判 400ページ 並製
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-8057-0369-4 C3332
奥付の初版発行年月:2014年03月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-8057-0369-4 C3332
奥付の初版発行年月:2014年03月
内容紹介
本書は、生命倫理と法の観点から、特に、医療行為における子どもの患者の承諾能力、承諾の有効性等の問題について、「患者の権利とは」「法における未成年者とは」「医師法システムにおける成文・不文の権利について」等の同問題をめぐる根本、そして周辺の問題に論及しつつ、広範囲な視点から論じたロートエルメル博士の著作「承諾、拒否権、共同決定―未成年の患者における承諾の有効性と権利の形成―」の翻訳書である。本書に掲げられたテーマと考察の各々はいずれも興味深く、また、示唆に富み、今後、わが国においても同問題が大きな議論の対象となるであろうと思われるところ、有益な視座を提供する一冊である。
著者プロフィール
只木 誠(タダキマコト)
中央大学法科大学院・法学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。