日本比較法研究所研究叢書123
終末期医療、安楽死・尊厳死に関する総合的研究
A5判 528ページ 上製
価格:6,930円 (消費税:630円)
ISBN978-4-8057-0823-1 C3332
奥付の初版発行年月:2021年03月 / 発売日:2021年03月下旬
価格:6,930円 (消費税:630円)
ISBN978-4-8057-0823-1 C3332
奥付の初版発行年月:2021年03月 / 発売日:2021年03月下旬
内容紹介
本書は、2019年10月5日(土)・6日(日)に開催されたシンポジウムの記録集である。終末期医療をめぐる法の問題は今や世界各国における共通かつ喫緊の課題であるところ、本書収録の講演では人間の尊厳、治療中止、積極的臨死介助、患者の指示書(リビングウィル)、終末期医療、臨死介助協会という6つのテーマについて、日独の第一線で活躍する研究者を迎えて報告が行われ、比較法的観点からこれらの問題について分析・検討が加えられている。ドイツ側からは近年の法改正に基づいた、今後の日本の立法・法改正に向けた重要な提言も行われており、日本の今後の議論の進展と考察の展開に向けて貴重な示唆に富んだ一冊である。
著者プロフィール
只木 誠(タダキ マコト)
中央大学教授
グンナー・デュトゲ(グンナー デュトゲ)
ゲッティンゲン大学教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1部 報告・コメント
セッション1:終末期医療における人間の尊厳
セッション2:治療中止とその正当化要件
セッション3:積極的臨死介助
セッション4:患者の指示書
セッション5:終末期医療における諸問題
セッション6:臨死介助協会とわが国の対応
セッション7:総括
第2部 シンポジウム記録
セッション1:終末期医療における人間の尊厳
セッション2:治療中止とその正当化要件
セッション3:積極的臨死介助
セッション4:患者の指示書
セッション5:終末期医療における諸問題
セッション6:臨死介助協会とわが国の対応
セッション7:総括