独立行政法人の制度設計と理論
岡本義朗:著
A5判 800ページ
価格:8,894円 (消費税:809円)
ISBN978-4-8057-1141-5 C3031
奥付の初版発行年月:2008年12月 / 発売日:2008年12月下旬
価格:8,894円 (消費税:809円)
ISBN978-4-8057-1141-5 C3031
奥付の初版発行年月:2008年12月 / 発売日:2008年12月下旬
内容紹介
本書は、独立行政法人の経営と会計の仕組みに関して、制度的及び理論的な観点から体系的な研究を行うものである。別の見方をすれば、最初の検討から約10年を経過したこの時点において、独立行政法人そのものの評価を行うものであるということができる。独立行政法人の評価を行うのは、独立行政法人に移行する事務・事業が当初の倍以上に増え、多種多様な独立行政法人が登場してくるなか、先の中央省庁等改革の目玉として創設された独立行政法人が、制度創設の趣旨を反映して設計、運営されているかを客観的に評価する必要性が出てきていると考えるためである。折しも現時点において、政府は「経済財政改革の基本方針2007」(平成19年6月19日閣議決定)に沿って平成19年末を目途に、全独立行政法人を対象にした「独立行政法人整理合理化計画」をとりまとめる作業を鋭意推進中である。この作業は、いったん発足した各独立行政法人をゼロベースで抜本的に見直すものであるが、その作業の結果が独立行政法人制度創設の趣旨に合致したものであるか否かを検証することは非常に大切なことである。その検証を行う上で、独立行政法人について制度及び理論の両面から体系的な研究を行う本書の刊行は、大きな貢献を成し得る。