中央大学社会科学研究所研究叢書40
有権者と政治
宮野 勝:編著
A5判 196ページ 上製
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-8057-1341-9 C3331
奥付の初版発行年月:2021年03月 / 発売日:2021年03月下旬
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-8057-1341-9 C3331
奥付の初版発行年月:2021年03月 / 発売日:2021年03月下旬
内容紹介
有権者と政治についての論集。研究者のみでなく、大学生、社会人にも勧めたい。世論調査・政治意識・選挙などにかかわる重要な問題を取りあげて研究し、社会への提案・変化の可能性・含意などに言及する。各章は、1)マスコミ世論調査の信頼性と人々に信頼されるための提案、2)日本女性の政治関心が低い理由、3)世代と経済格差による政治意識の違い、4)合区選挙による投票率の変化、5)市場としての選挙過程の理論的検討、6)日本の科学技術コミュニケーションの位置づけ、からなる。4章まではデータの分析に基づいており、5・6章は理論的な検討である。
著者プロフィール
宮野 勝(ミヤノ マサル)
中央大学文学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 内閣支持・不支持率とメディア世論調査の信頼性
―2009年~2019年における「その他」率と「1回聞き」・「2回聞き」の影響―
第2章 日本の女性の政治関心が低いのはなぜか
―ライフコースや職種・学歴に着目した実証分析―
第3章 世代格差・経済格差と政治意識の格差
第4章 参議院における2度の「合区選挙」と投票率の変化
―「選挙区域の拡大」の有無がもたらした影響―
第5章 選挙過程の理論 ―市場としての選挙―
第6章 日本の科学技術イノベーション政策における科学技術コミュニケーションの位置づけ