中央大学政策文化総合研究所研究叢書23
デジタル革命によるソーシャルデザインの研究
大橋 正和:編著
A5判 上製
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-8057-1422-5 C3336
奥付の初版発行年月:2018年03月 / 発売日:2018年03月中旬
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-8057-1422-5 C3336
奥付の初版発行年月:2018年03月 / 発売日:2018年03月中旬
内容紹介
本叢書は、デジタル革命と呼ばれる時代に社会や人間行動への影響を考えるばかりでなく今後の
社会をどの様にデザイン(設計)していくのかを展望した本である。現代社会におけるデジタル革命と
しての第4次産業革命の影響は、社会の構造や人間の行動に大きな変容を迫っている。データ、
情報、知識といった人間行動に欠かせない情報がデジタル化され自由に流通するとともにインター
ネットやスマートフォンの普及が中央集権的なシステムから自律分散型のシステムに変容させた。
人工知能AI、仮想現実、自動運転といった現代社会を動かす様々な技術ばかりでなく様々な視点と
その系譜から社会の変容とデジタル化された情報社会を考察した。
目次
<主要目次>
第1章 デジタル革命への系譜(Ⅰ) ─技術の系譜─ 大橋 正和
第2章 デジタル革命への系譜(Ⅱ) ─現代社会における基本理念の変容と多元性について─ 大橋 正和
第3章 情報システムの安全指針 ─ビジネス・コンティニュイティとリスクマネジメント─ 大橋 正和 高橋 宏幸
第4章 自閉症スペクトラム障害を持つ学生を包摂するためのソーシャルデザイン 岡嶋 裕史
第5章 東アジアにおける教育システムの特色 ─ 4ドラゴンズの教育システムとPISA学力調査について─ 堀 眞由美
第6章 中小企業のソーシャルインパクト行動における利他性誘因と組織的探索行動
─熊本大震災時の産業用テントメーカーによる復旧支援活動からの考察─ 亀井 省吾
第7章 地方分権とデジタル革命の動向 倉田 紀子
第8章 IoTがもたらす新たなソーシャルデザイン 桐谷 恵介