中央大学政策文化総合研究所研究叢書24
日本社会の持続可能性と総合政策
横山 彰:編著
A5判
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-1423-2 C3336
奥付の初版発行年月:2019年03月 / 発売日:2019年03月中旬
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-1423-2 C3336
奥付の初版発行年月:2019年03月 / 発売日:2019年03月中旬
内容紹介
いま日本社会の持続可能性が危ぶまれている。日本社会の持続可能性とは何かは論者によって異なり、その認識次第で、その論じ方も政策対応も異なる。したがって、日本社会の持続可能性を探求する際には、社会を「より良い社会」にしようとする人間の営みである政策を、複眼的な視点から研究する「総合政策」が重要になる。本書では、異なる視点・認識・価値判断を持つ執筆者一人ひとりが,多様な側面から日本社会の持続可能性と政策について考察することで、日本社会の持続可能性を高める途を示している。本書は、この点で総合政策とも関り、経済・環境・福祉・政策・通信・都市・教育など多角的な視点から、日本社会の持続可能性を探求している。
著者プロフィール
横山 彰(ヨコヤマ アキラ)
中央大学総合政策学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
<主要目次>
第1章 社会の持続可能性と総合政策
第2章 超高齢社会における環境の持続可能性 ―ごみ分別制度の未来―
第3章 持続可能なブロードバンド・エコシステムについて ―新たな規制枠組み―
第4章 人口増減から見た都市の持続可能性
第5章 コンパクトシティ政策のインパクト評価 ―Synthetic Control Method を用いた比較事例分析―
第6章 「多文化共生」と「表象化」
第7章 持続可能な社会に向けた消費者教育の三つの体系化 ―地域における消費者教育の実態を踏まえて―
第8章 新しいリベラルアーツ批判のリベラルアーツ理解 ―持続可能な社会における大学批判の考え方―
第9章 社会の持続可能性に資する「人文学」のあり方について