中央大学政策文化総合研究所研究叢書28
デジタル/コミュニケーション
岡嶋 裕史:編著
A5判 262ページ 上製
価格:3,190円 (消費税:290円)
ISBN978-4-8057-1427-0 C3336
奥付の初版発行年月:2021年01月 / 発売日:2021年01月下旬
価格:3,190円 (消費税:290円)
ISBN978-4-8057-1427-0 C3336
奥付の初版発行年月:2021年01月 / 発売日:2021年01月下旬
内容紹介
アナログは連続的、デジタルは離散的を表す用語です。しかし、近年ではデジタル=優れている/進んでいる、アナログ=劣っている/遅れている、の用法で用いられることが増えています。デジタルトランスフォーメーション等の用語もコンシューマレベルにおいては、殊に日本においては、単なる「情報化」の意味で用いられている事例が多く、利用者に失望感を与えています。事の本質はそうではなくて、離散的なデータやプロセスでしか扱えない価値を生み出さなければなりません。社会のデジタル化を推進するなら、そこには必ず業務の再構築や生活様式の転換が伴うはずです。これらが長らく失敗し続けてきた理由と、将来への展望を示します。
著者プロフィール
岡嶋 裕史(オカジマ ユウシ)
中央大学国際情報学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 中国デジタルメディアの言論空間
第2章 誤認の多重化
第3章 デジタル時代のコミュニケーション
第4章 デジタル時代のシニア起業におけるモチベーションと活用可能なスキルについて
第5章 クラウドファンディングの「つなげる力」と「つながる力」に関するモノガタリという視点における考察
第6章 日米中における越境EC実態の考察とビジネスモデル解析
第7章 中国における擬人化教育アプリに関する研究
第8章 ソーシャルコマースにおける関係性の埋め込みと信頼構造
第9章 英語の協働ライティングにおける協働学習の効果の測定に関する考察
第10章 網羅的センサーによる世界の可視化と意思決定の外部化