中央大学学術図書91
国際航空自由化研究序説
塩見 英治:著
A5判 上製
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8057-2185-8 C3033
奥付の初版発行年月:2016年10月 / 発売日:2016年10月下旬
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8057-2185-8 C3033
奥付の初版発行年月:2016年10月 / 発売日:2016年10月下旬
内容紹介
本書は、国際航空の自由化に焦点をあて、系統的な分析と体系的考察を行っている。特に、競争に重点をおいた政策の変調と競争市場環境の変化に対応する伝統的な大手企業が志向するアライアンスと、LCCモデルの対比により、競争環境下の企業戦略モデルを分析。前者がグローバル・アライアンス、後者がハイブリッドに進化するプロセスを時系列で明らかにしているのが特徴的である。また、グローバル規模での伝統的レジームの変容を、米国が主導するオープンスカイ型自由化とEU主導の市場統合型自由化に対比し、自由化に左右される競争政策を考察。貨物を中心とするアジアの航空情勢、日本の空港改革の課題と必要性についての分析も行っている。
目次
〈主要目次〉
第1章 国際航空のレジームの変容と競争・協調
第2章 アライアンスと LCC の展開と評価
第3章 米国の航空市場環境の変化と競争政策
第4章 米国市場における LCC の新規参入と経済的影響
-2000年以降のジェットブルーの新規参入と構造変化を中心に-
第5章 国際航空の自由化と東アジアの航空市場
第6章 新時代における空港改革の課題と展望
-国際航空自由化の促進に対応して-