中央大学学術図書101
中近世ハンザ都市の展開
斯波 照雄:著
A5判 172ページ 上製
価格:1,870円 (消費税:170円)
ISBN978-4-8057-2186-5 C3033
奥付の初版発行年月:2020年12月 / 発売日:2020年12月中旬
価格:1,870円 (消費税:170円)
ISBN978-4-8057-2186-5 C3033
奥付の初版発行年月:2020年12月 / 発売日:2020年12月中旬
内容紹介
中世ハンザ都市の近代都市化の比較史研究は我が国ではもちろん、ドイツですらほとんど研究成果のない分野である。複数の中近世ハンザ都市の財政構造とその近代に向けての変化が明らかにされる。「ハンザ同盟」が崩壊し、近代に向けて北海、バルト海貿易が変遷する中で、ハンザ都市が独自の努力によって経済力の維持、発展が図られた。その結果、ハンブルクは現代の大都市に成長していったが、ハンザの領袖リューベック経済は様々な挑戦にもかかわらず停滞から脱却することができなかったことが明らかにされる。
著者プロフィール
斯波 照雄(シバ テルオ)
中央大学名誉教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第一章 中世末期ハンザ都市の政治経済環境と都市財政について
第二章 15~16世紀におけるハンザ都市の商業振興
第三章 中世ハンザ都市の近代都市化移行過程の比較研究