中央大学経済研究所研究叢書77
中国政治経済の構造的転換Ⅱ
谷口 洋志:編著
A5判 284ページ 上製
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-8057-2271-8 C3033
奥付の初版発行年月:2020年12月 / 発売日:2020年12月中旬
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-8057-2271-8 C3033
奥付の初版発行年月:2020年12月 / 発売日:2020年12月中旬
内容紹介
日中経済学者の合作による中国経済の構造転換に関する理論・実証分析の第2弾。ガバナンス、価格政策、住宅市場、産業金融、社会的責任、保育政策、一帯一路構想などのテーマのもとで、デジタル産業革命の進展と持続可能なコミュニティガバナンスの在り方、歴史的な双軌制と二重価格制の評価、住宅価格変動の生産性と経済成長に及ぼす影響、産業資金配分と銀行貸出行動、中国企業の社会的責任行動、少子化と保育政策の変遷、一帯一路構想推進と「債務のわな」仮説の評価など、中国経済の中長期的動向を各論にわたって詳細に分析する。
著者プロフィール
谷口 洋志(タニグチ ヨウジ)
中央大学経済学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第Ⅰ部 中国経済の理論と実証
第1章 デジタル産業革命と持続可能なコミュニティガバナンス
第2章 中国における「双軌制」のミクロ経済学的分析 ―二重価格制を中心に―
第3章 中国における住宅価格が都市全要素生産性に及ぼす影響 ―285地級市のパネルデータに基づく実証分析―
第Ⅱ部 中国政治経済の構造変化
第4章 中国における産業への資金配分と銀行貸出
第5章 中国企業の社会的責任に関する経年比較BW分析
第6章 中国における保育政策の変遷
第7章 一帯一路構想は「債務のわな」か
第Ⅲ部 歴史的資料
第8章 国民大会制憲会議記録 付件