中央大学経済研究所研究叢書
現代地方財政の諸相
関野 満夫:編著
A5判 204ページ 上製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-8057-2272-5 C3033
奥付の初版発行年月:2021年10月 / 発売日:2021年10月下旬
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-8057-2272-5 C3033
奥付の初版発行年月:2021年10月 / 発売日:2021年10月下旬
内容紹介
現代地方財政の現状と課題を多面的・学術的に分析しつつ、分かりやすく叙述する。日本地方財政制度の戦前・戦後の関係、地方法人2税の東京集中の経済的背景、自治体財政の債務負担行為・継続費の課題、市町村財政の連結決算の現状、水道事業の官民連携の評価、国税・地方税の電子申告・納税制度の進展と評価、コロナ対応におけるアメリカ州財政の現状と課題などについて、豊富な経済・財政資料に基づいて実証的に検討し、現代財政への指針も提示している。
著者プロフィール
関野 満夫(セキノ ミツオ)
中央大学経済学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 現代地方財政の成立 ―戦前・戦後の連続と断絶に注目して―
第2章 現代日本の地方税収格差と東京 ―地方法人2税の実態から―
第3章 地方財政における債務負担行為と継続費の実態とあり方
第4章 市町村財政連結決算から見たサービスと負担の構造変化
第5章 水道事業の官民連携に関する実証分析 ―様々な民間委託指標に基づいて―
第6章 国税と地方税における電子申告・納税制度の進展と成果
第7章 パンデミック下の米国の州財政行動