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コロナ禍・ウクライナ紛争と世界経済の変容

中央大学経済研究所研究叢書82
コロナ禍・ウクライナ紛争と世界経済の変容

A5判 202ページ 上製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-8057-2276-3 C3033
奥付の初版発行年月:2023年10月 / 発売日:2023年10月下旬

内容紹介

世界史に必ず記録されるであろう2020年年頭からの新型コロナウイルスの世界的蔓延と2022年2月からのウクライナ紛争によって、世界の社会と経済が大きな打撃を受けている。コロナ禍で人の移動の制限や物資の不足に伴うサプライチェーンの途絶などが生じ、ウクライナ紛争によって、世界は最も危険な状況に陥り、国際政治や国際秩序が大きく変化し始めた。ウクライナ紛争の長期化の中で、アフターコロナの世界経済をどう見通すか。貿易、国際資本フロー、国際関係、国際秩序などの様々なアプローチから、コロナ禍・ウクライナ紛争の世界経済に及ぼす影響及びアフターコロナの世界経済をそれぞれの分野の専門家が徹底分析する。

著者プロフィール

小森谷 徳純(コモリヤ ヨシマサ)

中央大学経済学部准教授

章 沙娟(ショウ サエン)

中央大学経済学部助教

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第Ⅰ部 コロナ禍・ウクライナ紛争と世界経済
第1章 コロナ禍およびウクライナ戦争時におけるインドの対外・対露貿易
第2章 COVID-19およびロシアによるウクライナ侵攻のグローバル・ファイナンスへのインパクト ―国際資金フローの観点から―

第Ⅱ部 コロナ禍・ウクライナ紛争と世界秩序
第3章 コロナ・ウクライナ戦と世界秩序の変動
第4章 ウクライナ戦争とヨーロッパの時代転換 ―ドイツの“Zeitenwende”を中心に―

第Ⅲ部 ポストコロナの世界経済の変容
第5章 ポストコロナの地域医療
第6章 グローバリズムと米中貿易摩擦 ―ポストコロナ後の中国経済の変化と世界経済―
第7章 新型コロナとインフレーションについての考察


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