125ライブラリー7
オペラハウスから世界を見る
森岡 実穂:著
四六判 176ページ 並製
価格:858円 (消費税:78円)
ISBN978-4-8057-2706-5 C3374
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 発売日:2013年04月上旬
価格:858円 (消費税:78円)
ISBN978-4-8057-2706-5 C3374
奥付の初版発行年月:2013年03月 / 発売日:2013年04月上旬
内容紹介
現代のオペラ演出は、戦争、暴力、貧困、ジェンダー・セクシュアリティをめぐる問題など、同時代の世界の直面するさまざまな問題を作品に反映させ、音楽とともに観客を思考へと誘う。本書は、21世紀の最初の10年、ヨーロッパ各地での劇場で、ベルリオーズ《トロイ人》、ベルク《ヴォツェック》、ショスタコーヴィッチ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》、プッチーニ《蝶々夫人》、ワーグナー《タンホイザー》ほかのオペラ作品が、いかに私たちの現代の芸術として生み直されているかを分析する。オペラという総合芸術の持つ政治性を問う一冊。
著者プロフィール
森岡 実穂(モリオカ ミホ)
中央大学文学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。