高校生からの法学入門
中央大学法学部:編
四六判 並製
価格:990円 (消費税:90円)
ISBN978-4-8057-2709-6 C1332
奥付の初版発行年月:2016年07月 / 発売日:2016年08月上旬
価格:990円 (消費税:90円)
ISBN978-4-8057-2709-6 C1332
奥付の初版発行年月:2016年07月 / 発売日:2016年08月上旬
内容紹介
「お前、昨日、既読スルーしただろ、見たらすぐに返事しろよ。」「既読スルーなんてしてねぇよ。そもそも既読スルーって何なんだよ。」(第10章「友だちとケンカ・・・」より)
私たちが法を意識する場面はそれほど多くないかもしれませんが、見たり、聞いたり、経験したりすることの中に、法はたくさん溶け込んでいます。また、私たちの日常生活の中で訪れる些細なことを「法的に考える」ということは、とても重要です。いじめ、SNS、ブラックバイト、18歳選挙・・・。高校生にも身近に感じられる話題から、法学へ誘う12のメッセージを、中央大学法学部の執筆陣が送ります。
目次
〈主要目次〉
序 章 何のために「法」はあるの?
第1章 「遅刻したらトイレ掃除1週間」は効果的?―犯罪と刑罰
第2章 「彼と付き合う」を分析する
―契約の拘束力
第3章 他人の悪口を言うことは自由なの?
―表現の自由
第4章 おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの ―所有権の本質
第5章 自分たちのことは自分たちで決める
―選挙権と国民主権、議会制民主主義
第6章 いじめを軽くみるな!
―刑法的思考の第一歩
第7章 なんでお母さんが株式会社の会議に
出るの?―会社組織の法
第8章 働きがいのある人間らしい仕事とは?
―雇用社会と法
第9章 山本君、ケガしたってよ
―損害の賠償責任
第10章 友だちとケンカ
―紛争処理と法
終 章 結局、「法」を学ぶことの意味って何?