中央大学企業研究所研究叢書36
流通・都市の理論と動態
A5判 214ページ 上製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-8057-3235-9 C3034
奥付の初版発行年月:2015年03月 / 発売日:2015年03月中旬
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-8057-3235-9 C3034
奥付の初版発行年月:2015年03月 / 発売日:2015年03月中旬
内容紹介
「いま急激に変化する流通と都市の動態を考察する。様々な格差の拡大、少子高齢化、情報アクセスの向上、食を軸とする文化の変容など、急速に構造変化を遂げる消費生活の実態に迫るとともに、激しい低価格競争のもとで利益を得るためのコスト削減、高品質商品の開発や品揃え強化、業態革新、チャネル再編、製販連携の強化など、旧来の構造から激変する流通システムとマーケティングを考察する。消費と流通のマクロ分析に加え、食品とサービス業(国内旅行、航空輸送など)の市場やビジネスモデルを事例として取り上げている。同時に複雑に変化する現代流通をとらえる理論の枠組みを検討し、眼前の流通・消費問題を解決するための政策を提案する。」
著者プロフィール
佐久間 英俊(サクマ ヒデトシ)
研究員・中央大学商学部教授(1章)
木立 真直(キダチ マサオ)
研究員・中央大学商学部教授(6章)
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 日本の格差社会と流通
第2章 組織成果を左右する市場志向の定性的側面―「獲得情報の非冗長性」と「情報・技術活用自立性」―
第3章 小売業態の発展経路―小売サービスと組織能力に基づく長期的分析―
第4章 イギリスにおけるヘルシーフードの動態と大規模小売業の取り組み―1980年代から近年る食料消費分析を中心に―
第5章 食文化とインターナル・ツーリズムの関係性―特に和食
第6章 拡張する食品の品質概念と食関連企業の調達行動
第7章 LCCのハイブリッド化とパラダイム変化
第8章 中世末期のハンザ都市の税収について