中央大学人文科学研究所研究叢書73
考古学と歴史学
小林 謙一:編著
A5判 248ページ 上製
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-5357-6 C3320
奥付の初版発行年月:2020年03月 / 発売日:2020年03月中旬
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-5357-6 C3320
奥付の初版発行年月:2020年03月 / 発売日:2020年03月中旬
内容紹介
先史から中世前期の日本史における最新の研究動向を取り入れた気鋭の若手研究者による論文集。考古学では縄紋文化のはじまりに係わる土器の使用、居住形態の研究、黒曜石の流通、漆文化の起源が取り上げられ、古代・中世では出土文字資料の分析、治水技術の発達による開発史、信仰、民俗学的接近法などが語られる。
著者プロフィール
小林 謙一(コバヤシ ケンイチ)
中央大学文学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序文 ―「考古学と歴史学」私見と試行の一つとして―
縄紋時代草創期の住居状遺構からみた定住化
黒曜石産地分析のあゆみと縄文時代草創期・早期関東の分析
土器胎土からみた縄文時代土器作りの移り変わり
縄文時代における漆液採取とウルシの管理・栽培の問題
考古学から見た富士山信仰 ―富士山南麓を中心として―
古墳時代の文字
15世紀甲斐国における井堰の築造について ―大善寺領を対象に―
子産石の民俗 ―四国地方を中心に―