中央大学人文科学研究所翻訳叢書4
フランス十七世紀演劇集 悲劇
四六判 500ページ 上製
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-8057-5403-0 C3374
奥付の初版発行年月:2011年02月 / 発売日:2011年02月下旬
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-8057-5403-0 C3374
奥付の初版発行年月:2011年02月 / 発売日:2011年02月下旬
内容紹介
フランス十七世紀演劇の全体像の理解には、コルネイユ、モリエール、ラシーヌ以外の多くの埋もれた劇作家たちの作品を知らなくてはならない。すでに「喜劇」を刊行したが、「悲劇」では隠れた悲劇の名作4篇を取り上げた。アルディの『セダーズ』は十七世紀演劇の原点ともいうべき作品である。トリスタンの『マリヤンヌ』は十七世紀前半を代表する傑作と目される。ロトルーの『真説聖ジュネ』は劇中劇の傑作、トマ・コルネイユの『ティモクラート』は「十七世紀で最大の当たり」をとったと人気作である。以上の4篇を含めた悲劇の流れの理解の助けとして、「十七世紀フランス悲劇概観」を付した。
著者プロフィール
「十七世紀演劇を読む」研究チーム(ジュウナナセイキエンゲキヲヨムケンキュウチーム)
中央大学商学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。