中央大学学術図書93
オランダ 水に囲まれた暮らし
谷下 雅義:編著
A5判 上製
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-9210-0 C3040
奥付の初版発行年月:2017年05月 / 発売日:2017年06月上旬
価格:2,970円 (消費税:270円)
ISBN978-4-8057-9210-0 C3040
奥付の初版発行年月:2017年05月 / 発売日:2017年06月上旬
内容紹介
オランダの水にかかわる自然・歴史・文化を、ユーモアを交えた語り口で平易に解説。国土の約1/4が海面下にあるオランダおよびそこで暮らすオランダ国民が、水とどのようにつきあってきたのかを理解する上で、必読の書。また、翻訳者3名が専門的見地から、オランダにおける公園デザインおよび水管理、ならびに日本の水技術に関して、簡単な解説文が加えられており、オランダおよび日本における水に対する政策、空間整備、文化などの状況をより深く理解することができる。これらを通して、オランダと日本の水環境の相違点と共通点がよくわかり、今後の日本の水災害対策や水を生かしたまちづくりに示唆を与える書となっている。
著者プロフィール
谷下 雅義(タニシタ マサヨシ)
中央大学理工学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
〈主要目次〉
1.外国人からみたオランダ
2.オランダのシンボル 水に囲まれた暮らしの全体像 3.オランダデルタの起源
4.海がつくり出したホラント
5."遠い"北部
6.海面下の半島 北ホラント
7.ゾイデル海からアイセル湖へ
8.ホラントの中心部
9.オランダの河川
10.南西部の島々
11.未来
付録 水がオランダ人の心情、芸術、言葉に及ぼす影響
訳者解説1 オランダの公園デザインと水:風景式庭園的修景からインフラへ
訳者解説2 オランダの水管理:3 つのキーワーズ
訳者解説3 日本の沿岸部の堤防の役割