西洋古典叢書G104
モラリア 4
四六判変型 400ページ 上製
価格:4,070円 (消費税:370円)
ISBN978-4-8140-0170-5 C1310
奥付の初版発行年月:2018年06月 / 発売日:2018年06月下旬
価格:4,070円 (消費税:370円)
ISBN978-4-8140-0170-5 C1310
奥付の初版発行年月:2018年06月 / 発売日:2018年06月下旬
内容紹介
ローマ人およびギリシア人の風俗・習慣の起源や名称の由来を探る「習俗問答」2篇、いずれも演示用弁論にして、偉業の成就に必要なものをめぐるアゴーン(論争)の書「ローマ人の運について」「アレクサンドロスの運または徳について」「アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか」3篇に、著者の大作『英雄伝(対比列伝)』のパロディを思わせる「ギリシアとローマの対比史話集」の全6篇。
著者プロフィール
伊藤 照夫(イトウ テルオ)
京都産業大学名誉教授
1942年 長野県生まれ
1974年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
京都産業大学助教授、教授を経て2012年退職
主な著訳書
『ギリシア悲劇全集2』(共訳、岩波書店)
『ギリシア悲劇全集12』(共訳、岩波書店)
アラトス他『ギリシア教訓叙事詩集』(京都大学学術出版会)
プルタルコス『モラリア9』(京都大学学術出版会)
プルタルコス『モラリア10』(京都大学学術出版会)
目次
ローマ習俗問答
ギリシア習俗問答
ギリシア・ローマ対比史話集
ローマ人の運について
アレクサンドロスの運または徳について
第一部
第二部
アテナイ人の名声は戦争によるか知恵によるか
解説