イギリス帝国とアジア国際秩序 ヘゲモニー国家から帝国的な構造的権力へ
秋田 茂:著
A5判 366ページ 上製
価格:6,050円 (消費税:550円)
ISBN978-4-8158-0456-5(4-8158-0456-7) C3022
奥付の初版発行年月:2003年02月
価格:6,050円 (消費税:550円)
ISBN978-4-8158-0456-5(4-8158-0456-7) C3022
奥付の初版発行年月:2003年02月
内容紹介
19世紀末から1930年代までのイギリス帝国史を、ヘゲモニー国家から「帝国的な構造的権力」への変容として捉える視角から、インド軍の海外派兵問題と、東アジアの工業化に対するイギリスの認識に着目し、安全保障構造から経済構造にわたる新たな国際関係史の構築を試みた力作。
目次
序 章 イギリス帝国と国際秩序
策Ⅰ部 イギリス帝国とインド軍
第1章 一九世紀末のインド軍海外派兵問題
第2章 世紀転換期のイギリス帝国とインド軍
第3章 インド軍の上海派兵問題
第4章 イギリス帝国の変容とインドの軍事力
第Ⅱ部 東アジアの工業化とイギリス帝国
第5章 世紀転換期の日本の工業化に対するイギリスの認識
第6章 戦間期日本の経済発展に対するイギリスの認識
第7章 戦間期中国の工業化に対するイギリスの認識
第8章 東アジアの工業化と英領インド
第9章 一九三〇年代におけるイギリスのプレゼンスの変質
終 章